年次大会・研究発表大会

組織学会では、年に2回、全国大会が開催されます。所定の要件を満たした報告論文については、希望すれば、独立行政法人科学技術振興機構(JST)のオンライン・ジャーナル・システムJ-STAGEの 『組織学会大会論文集』 Transactions of the Academic Association for Organizational Science (以下、「トランザクションズ」と略称)に登載されます。トランザクションズ掲載論文にはDOI (Digital Object Identifier)も付与されます。

A. 研究発表大会

  • 春(6月頃)に2日間にわたり開かれます。
  • 統一テーマが定められず、応募されたもののなかから大会委員会による審査を通った研究が報告されます。院生による報告が行われる「院生セッション」、院生以外の研究者による報告がおこなわれる「研究発表セッション」、1つのテーマのもとに複数の報告者が研究報告を行う「テーマセッション」があります。
  • 「院生セッション」の報告者の中から、ドクトラル・コンソーシアム参加者が選ばれます。
  • 高宮賞受賞者が発表され、受賞者によるセッションが行われます。
  • 開催期間中には、会員総会、各種委員会も行われます。

B. 年次大会

  • 秋(10月頃)に2日間にわたり開かれます。
  • 大会委員会と主催校が協議をして統一テーマを定め、それについての研究報告(招待、応募)が行われます。そのほか、統一テーマや開催地に関係のある実務家の講演も行われます。
  • 大会前日には、ドクトラル・コンソーシアムが行われます。
  • 開催期間中には、会員総会、各種委員会も行われます。

研究発表大会報告申込について

2020年度組織学会研究発表大会(横浜国立大学)報告公募のお知らせ

  • 横浜国立大学(常盤台キャンパス)において、2020年6月6日(土)・7日(日)に開催される2020年度組織学会研究発表大会の報告を公募します。論題は自由です。
  • 演題登録・報告完成原稿提出期間: 2020年1月20日(月)~3月10日(火)
  • 審査結果通知: 2020年4月初旬に、筆頭報告者(ファースト・オーサー)に審査結果を電子メールにて通知いたします。
  • 詳細は、専用Webサイト「2020年度組織学会研究発表大会オフィシャルサイト」(準備中)。ご不明な点は、組織学会事務局までお問い合わせください。
  • 大会報告は、組織学会正会員(年会費滞納者は不可)に限ります。

研究発表大会では、演題登録、報告論文(完成原稿)提出、査読、事前参加支払も全て専用WEBサイト(Confit)上で行われます。「大会プログラム」も「報告論文」も専用WEBサイト上で閲覧・ダウンロードする方式で、ペーパーレスとなります。報告者のうち、所定の要件を満たした原稿を提出した希望者については、組織学会大会論文集(トランザクションズ)への登載も可能です。報告申込は、(1)演題の登録、(2)報告論文(完成原稿)の提出 の2ステップを踏んで次のように行います。

(1)演題の登録

  • 専用WEBサイト(Confit)での演題登録となります。郵送およびEメール等による申込は受け付けません。
  • 大会毎にアカウント登録が必要となります。専用WEBサイト(Confit)で「アカウントをお持ちでない方」よりお入りください。アカウント登録後(ログインID及びパスワードはご自身で設定してください)、報告者名、会員番号、演題(報告タイトル)、キーワードのみの入力で演題登録が可能となります。
  • 会員番号は、学会からの郵送物の宛名シール右下に記載されています。半角英数字で入力してください。なお、ハイフンやアルファベットが含まれる場合はそれらを含めて入力してください。非会員の方は報告申込の前に入会手続きを完了させておく必要があります。
  • 申込期限内であれば、変更も取り下げも自由ですが、締切日以降、登録情報(演題、報告者名、所属先等)の変更は一切認められません。リジェクトとなりますので、ご注意ください。
  • 演題登録時に以下のいずれかのセッションを選択してください。
    1. 研究発表セッション
      • 組織学会正会員(会費滞納者は登録不可)による自由論題の研究発表
      • 報告時間: 報告25分 + 質疑応答15分 = 計40分
        ※セッションの時間設定は、変動する場合がありますので、ご了承ください。
    2. 大学院生セッション
      • 組織学会正会員(会費滞納者は登録不可)の大学院生(報告時に正規の大学院生として在籍していること)による報告。単独報告に限る。締切後に在籍確認を行います。
      • 組織論研究者をめざす大学院生が多様な会員のコメントを受け、その研究の完成度と意義を高めていくことを目的とする。
      • 報告時間: 報告 + 質疑応答 = 20分
        ※セッションの時間設定は、変動する場合がありますので、ご了承ください。
      • 大学院生セッション報告者の中から若干名を大会委員会が選び、秋の年次大会時に開催する「ドクトラル・コンソーシアム」にご招待します。
  • 大会委員会において報告採否を決定し、電子メールにて報告者(筆頭報告者)に所定の期日までに通知いたします。

(2)報告論文(完成原稿)の提出

  • 報告論文(完成原稿)は執筆規程執筆要綱したがい、テンプレートを使用して作成してください。したがわない原稿は、それを理由にリジェクトされることがあります。
  • トランザクションズへの登載希望の有無にかかわらず、【本文(4頁以内)+参考文献(2頁以内・英語表記)+英文要約(1頁以内)】の形式で提出してください。
  • 専用ページ上の原稿提出画面にて、提出期限までに報告論文(完成原稿)を提出してください。提出前に、必ずチェックリストを用いて自己チェックしてください。
  • トランザクションズに掲載された原稿は、公表論文として取り扱われます。『組織科学』以外の他学会の報告や論文集への掲載等、二重投稿には十分ご留意いただき、トランザクションズへの掲載を望まない場合は、専用WEBサイト(Confit)に選択項目があるので、報告論文提出の際に選択をしてください。
  • 条件付きでトランザクションズへの登載が許可された報告論文については、大会委員会内に設置されたトランザクションズ編集委員会が、必要に応じて一度だけ修正指示を出すことがあります。執筆要綱に則っていない報告原稿については、登載を認めない場合があります。特に参考文献リスト(References)の完全性は登載の必須条件となりますので、あくまで執筆者の責任において細心の注意を払った上で作成してください。
  • 複数の査読者が完成原稿を査読し、報告およびトランザクションズ登載の採否を決定します。

過去の年次大会・研究発表大会


2020年度研究発表大会 2020年6月6日・7日 横浜国立大学(常盤台キャンパス) プログラム


2020年度年次大会   2019年10月19日・20日 西南学院大学(西新校地キャンパス) 組織化の社会性【組織学会創立60周年記念大会】


2019年度研究発表大会 2019年6月1日・2日 駒澤大学(駒沢キャンパス) プログラム


2019年度年次大会   2018年9月22日・23日 小樽商科大学(小樽キャンパス・本校) 組織論の対象と方法


2018年度研究発表大会 2018年6月9日・10日 東京大学(本郷キャンパス) プログラム


2018年度年次大会   2017年11月11日・12日 首都大学東京(南大沢キャンパス) 組織における実践と意味


2017年度研究発表大会 2017年6月17日・18日 滋賀大学(彦根キャンパス) プログラム


2017年度年次大会   2016年10月8日・9日 上智大学(四ッ谷キャンパス) 競争と協調


2016年度研究発表大会 2016年6月11日・12日 兵庫県立大学(神戸商科キャンパス) プログラム


2016年度年次大会   2015年12月5日・6日 大阪大学(豊中キャンパス) 組織化のダイナミクス: 現代における諸相を考える


2015年度研究発表大会 2015年6月20日・21日 一橋大学(国立キャンパス) プログラム


2015年度年次大会   2014年10月18日・19日 愛知学院大学(名城公園キャンパス) 表象の組織論


2014年度研究発表大会 2014年6月21日・22日 北海道大学 プログラム


2014年度年次大会   2013年11月9日・10日 県立広島大学 構造変化する世界と地方の政治経済システムと企業経営: 戦略と組織、組織学会へ強まる期待


2013年度研究発表大会 2013年6月15日・16日 専修大学 プログラム


2013年度年次大会   2012年10月20日・21日 国士舘大学 組織研究の俯瞰


2012年度研究発表大会 2012年6月16日・17日 立命館大学 プログラム


2012年度年次大会   2011年10月8日・9日 京都大学 組織の組織


2011年度研究発表大会 2011年6月4日・5日 慶応義塾大学 プログラム


2011年度年次大会   2010年10月2日・3日 学習院大学 組織と組織論の未来


2010年度研究発表大会 2010年6月5日・6日 中央大学 プログラム


2010年度年次大会   2009年10月10日・11日 早稲田大学 組織のガバナンスと戦略【組織学会創立50周年記念大会】


2009年度研究発表大会 2009年6月6日・7日 東北大学 プログラム


2009年度年次大会   2008年10月18日・19日 名古屋大学 組織学の方法と課題: ミクロ・マクロ・リンクに向けて


2008年度研究発表大会 2008年6月7日・8日 神戸大学 プログラム


2008年度年次大会   2007年10月13日・14日 九州大学 イノベーション創造の組織


2007年度研究発表大会 2007年6月2日・3日 京都産業大学 プログラム


2007年度年次大会   2006年10月21日・22日 明治大学 考える組織・行動する組織


2006年度研究発表大会 2006年6月10日・11日 青山学院大学 プログラム


2006年度年次大会   2005年10月9日・10日 関西大学 組織変革と組織進化


2005年度研究発表大会 2005年6月18日・19日 横浜国立大学 プログラム


2005年度年次大会   2004年10月30日・31日 日本福祉大学 医療・福祉・非営利組織のマネジメントの創造: 社会性と経済合理性の統合を目指して


2004年度研究発表大会 2004年6月19日・20日 東京大学 プログラム


2004年度年次大会   2003年10月18日・19日 広島大学 組織倫理の時代


2003年度研究発表大会 2003年6月14日・15日 北海道大学 プログラム


2003年度年次大会   2002年10月19日・20日 一橋大学 組織と戦略のダイナミック・インタラクション: 考える経営者


2002年度研究発表大会 2002年6月1日・2日 愛知学院大学 プログラム


2002年度年次大会   2001年10月13日・14日 神戸大学 日本企業は変わるか: 戦略、システム、人事


2001年度研究発表大会 2001年6月2日・3日 香川大学 プログラム


2001年度年次大会   2000年10月8日・9日 東京都立大学 21世紀組織論のグランドデザイン


2000年度研究発表大会 2000年6月3日・4日 滋賀大学 プログラム


2000年度年次大会   1999年11月6日・7日 京都大学 組織論における知の形成: 過去・現在・未来【組織学会創立40周年記念大会】


1999年度研究発表大会 1999年6月5日・6日 北陸先端科学技術大学 プログラム


1999年度年次大会   1998年10月24日・25日 東北大学 地域社会とイノベーション


1998年度研究発表大会 1998年6月6日・7日 慶應義塾大学 プログラム


1998年度年次大会   1997年10月17日・18日 大阪大学 組織の中の見えないもの: 情報・知識社会におけるニューパラダイムを求めて


1997年度研究発表大会 1997年7月5日・6日 富山大学


1997年度年次大会   1996年 九州大学 ASIAN NETWORKING


1996年度研究発表大会 1996年6月22日・23日 東京経済大学 プログラム


1996年度年次大会   1995年10月14日・15日 法政大学 組織統合の新パラダイム


1995年度研究発表大会 1995年6月24日・25日 桃山学院大学


1995年度年次大会   1994年10月14日・15日 日本大学 組織と個人のかかわり方: 異質性と同質性の基底にあるもの


1994年度研究発表大会 1994年6月25日・26日 青森公立大学 プログラム


1994年度年次大会   1993年10月2日・3日 名古屋大学 組織変革のプロセス


1993年度研究発表大会 1993年6月26日・27日 学習院大学 プログラム


1993年度年次大会   1992年10月3日・4日 神戸大学 日本の組織・制度の再点検


1992年度研究発表大会 1992年7月11日・12日 北海道大学


1992年度年次大会   1991年10月3日・4日 早稲田大学 グローバリゼーションと組織


1991年度研究発表大会 1991年6月1日・2日 東北大学


1991年度年次大会   1990年10月13日・14日 京都大学 転換期における価値と組織


1990年度研究発表大会 1990年6月23日・24日 横浜国立大学


1990年度年次大会   1989年10月7日・8日 東京大学 情報技術と組織


1989年度研究発表大会 1989年 奈良大学


1989年度年次大会   1988年10月22日・23日 一橋大学 企業家精神: 組織創造の主体


1988年度研究発表大会 1988年6月11日・12日 武蔵大学


1988年度年次大会   1987年10月31日・11月1日 九州大学 現代における組織化: その諸相と理論化の方向


1987年度研究発表大会 1987年6月6日・7日 専修大学 プログラム


1987年度年次大会   1986年10月25日・26日 慶應義塾大学 現代産業社会におけるパワー関係の変貌


1986年度研究発表大会 1986年6月7日・8日 大阪大学


1986年度年次大会   1985年10月19日・20日 立教大学 環境変動と組織の自己革新


1985年度研究発表大会 1985年6月8日・9日 青山学院大学 プログラム


1985年度年次大会   1984年10月6日・7日 学習院大学 組織の創造性と革新性


1984年度研究発表大会 1984年6月15日・16日 中央大学 プログラム


1984年度年次大会   1983年10月8日・9日 明治大学 経営の未来と日本の組織


1983年度研究発表大会 1983年6月11日・12日 筑波大学 プログラム


1983年度年次大会   1982年11月13日・14日 法政大学 日本の組織


1982年度研究発表大会 1982年5月29日・30日 松山商科大学 プログラム


1982年度年次大会   1981年10月24日・25日 早稲田大学 組織論のフロンティア


1981年度研究発表大会 1981年6月20日・21日 名古屋大学


1981年度年次大会   1980年11月15日・16日 日本大学 各種組織の比較研究


1980年度研究発表大会 1980年6月14日・15日 横浜国立大学


1980年度年次大会   1979年10月6日・7日 東京大学 組織研究の課題と方法


1979年度研究発表大会 1979年6月16日・17日 神戸商科大学(神戸市立中小企業会館)


1979年度年次大会   1978年11月11日・12日 一橋大学 組織の未来展望


1978年度研究発表大会 1978年6月10日・11日 東北大学


1978年度年次大会   1977年11月12日・13日 拓殖大学 環境変動と組織


1977年度研究発表大会 1977年6月11日・12日 九州大学


1977年度年次大会   1976年11月13日・14日 慶應義塾大学 組織の国際比較


1976年度研究発表大会 1976年 小樽商科大学


1976年度年次大会   1975年 神戸大学 組織に対する行動科学的接近


1975年度研究発表大会 1975年 青山学院大学


1975年度年次大会   1974年 東洋大学 組織の変動と変革


1974年度研究発表大会 1974年 明治大学


1974年度年次大会   1973年 立教大学 組織理論の新展開のために


1973年度研究発表大会 1973年 法政大学


1973年度年次大会   1972年 上智大学 組織とリーダーシップ


1972年度研究発表大会 1972年9月23日 本郷学士会館


1972年度年次大会   1971年 京都大学 組織と環境


1971年度年次大会   1970年 学習院大学 流動的組織と社会的流動性


1970年度年次大会   1969年 上智大学 組織に於ける権力


1969年度年次大会   1968年 立教大学 現代組織とビューロクラシー


1968年度年次大会   1967年 東京大学 組織とイノベーション


1967年度年次大会   1966年 上智大学 高度産業社会の展開と組織理論


1966年度年次大会   1965年 上智大学 経営組織論の展開


1965年度年次大会   1964年 同友クラブ


1964年度年次大会   1963年 学士会館